6月25日(火)
Kralanh(クロラン)からSisophon(シソポン)までの50kmあ~いたたたっ・・・という感じで
痛みの場所や程度を確かめながら
私の体は、目を覚ましてベットから起き上がる。
昨夜は、夕食後8時には熟睡。
今日は5時まだ暗いうちに目が覚めた。

18ドルもするのに温かいシャワーはでないし、
水洗トイレと思っていたトイレは手動で
水を流す必要がある。
とりあえず、心地よいベッドで眠れたことに感謝する。
気を取り直してシャワーを浴び、
夜中に寝間着として着ていたTシャツと
Kralanh到着後すぐに洗濯をして
干しておいたレーサーパンツを着る。
歩きやすいナイキの靴も埃でナイキマークが
よく見えないくらいになっている。
貴重品を持ち1階のレストランで
クイティオ(温かい汁いりの米粉のそば)を
注文。ほんの数分でできてくる。
汁のダシは、牛かな~と思って
店の台所付近に目をやると「アジノモト」
の袋が目につく。
化学的な調味料をあまり使わないカンボジア料理と
いう印象を持っていたが、このようなお店では
使っているところも多いのかもしれない。
でも、夜中の冷房で少し冷えた体には
ほっとできるおいしい朝ご飯に満足。
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ご飯を終えて、自転車のメンテをする。
前後ブレーキ、ギアのトランスファーの様子、タイヤの状態・・・
すべてOK.
部屋に戻ろうとしたときに
宿(レストラン)の采配をしている
オーナーと思える方がこう声をかけてくださった。
「あなたは日本人でしょう。コーヒーのみますか?おいしいのをつくるよ。」
アジアン英語でスーっと聞き取ることができる。
実は、ずっと飲みたかったコーヒー。
SiemReapは、西洋人や日本人観光客の好みを
知っていて、比較的おいしいコーヒーを飲むことが
できるし、「without suger」「without milk」も
オーダー可能。
しかし、6号線上の小さな雑貨店のようなお店では
さすがにレギュラーコーヒーもない。
最近では、タイから入ってきているのか
日本で見かけるような缶コーヒーを
店先のBOXで冷やして販売しているところも
あるが、日本の様に「微糖」「無糖」はない。
全てに砂糖が入っている。
輪行途中で「ハードな活動をしているから砂糖入りでも飲めるかな」と
買ってみたが、相当な甘さで買ったことを後悔したことがあった。
お願いしたら、砂糖もミルクもない本当のブラック。
自然の甘みとほろ苦さで頭が覚醒した。
久しぶりにとてもおいしいコーヒーを戴いた。
6時になると次第に明るくなりはじめて
近隣の人々であっという間に満席になる。
町にはほかのレストランもあるのに
これだけ人が来るということはかなりおいしいか、
料金的にもリーズブルなのか?

さあ、出発しよう。
一気に25km先の Rohal(ロハール)を目指す。
Kralanhは、SiemReap Province最終の町。
次は、SisophonのあるBanteay Meanchey Provinceにはいる。
* Provinceは、県のこと。
by サチム
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